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作成日:2021.08.18 更新日:2021.08.19

あなたの過去は変えられる。【過去を未来に変える方法】

こんにちは。あつきです。

今日は あなたの過去は変えられる。【過去を未来に変える方法】

というテーマで書いてみたいと思います。

 

この記事はこんな人を想像して書きました。

 

自分の人生の過去には暗い経験があり、影を落としている。

今の人生が理想通りにはいっていないけど変えて行きたい。

自分の過去にトラウマがある。

 

僕も過去にマイナス経験が数多くあります。

 

小学校の時に軽度の仲間外れにされちゃったこともありました。

 

大学に入学した最初の1年は安楽の欲求に負けてしまい、

楽しいこと楽なことを繰り返し虚無感に襲われて

好きだった野球を辞めてしまったり。

 

仕事でリーダーを任されてもうまくチームを

まとめられなかった時期もありました。

 

最近でもコロナウイルスをきっかけに

チームを牽引する覚悟が保てずに会社を辞めました。

 

それからの過去の出来事は変えることができません。

でもこれからの生き方を通して、

その出来事が自分の人生に与えてくれる『意味』は変えていけると考えています。

 

過去は変えられないものではないのか?

世界的ベストセラーでありビジネスマンの必読書『7つの習慣』にこんな言葉が出てきます。

 

過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分のみ。

 

僕はこの言葉をとても気に入り何度も

この言葉で励まされました。

 

なので、過去は変えられないんだ!未来に目を向けよう!

と繰り返し自分自身にも、職場の仲間にも発信していました。

 

過去と他人は変えられない。この価値観でずーと生きてきたのですが、

あるとき「過去は変えられるんだ」と気がつきました。

 

そのきっかけは近畿大学で行われた

キングコングの西野亮廣さんのスピーチでした。

伝説的なスピーチですのでぜひご覧ください。

🎥キングコングの西野亮廣さんのスピーチ

 

このスピーチで西野さんは

 

僕たちは未来を変えることはできないけれども、過去を変えることは可能である。

と語っています。

 

僕が今まで持っていた価値観、

7つの習慣で書かれていた内容と真逆の主張をされていました。

 

過去が変えられることに気づけたキングコング・西野亮廣さんの伝説のスピーチ

 

西野さんのスピーチの一部抜粋がこちらです。

 

—————————————————————————

想像してください。

僕たちは今この瞬間に未来を変えることはできません。
そうでしょ? 『10年後の未来を、

今、この瞬間に変えて』と言われても、ちょっと難しい。

 

でも、僕たちは過去を変えることはできる。

たとえば、卒業式の登場に失敗した過去だったり、
たとえば、好感度が低い過去だったり、
たとえば、アホな相方を持ってしまった過去だったり、
たとえば、友達と一緒に恥をかいてしまった過去だったり。。

そういった過去を、たとえば僕の場合ならネタにしてしまえば、

あのネガティブだった過去が俄然、輝き出すわけです。

 

『登場に失敗して良かったな』と思えるし、
『嫌われていて良かったな』と思えるし、
『相方がバカで良かったな』と思えるし、
『友達と一緒に恥をかいて良かったな』と思える。

 

僕たちは今この瞬間に未来を変えることはできないけれど、

過去を変えることはできる」

 

これから皆さんは社会に出ます。


様々な挑戦の末、
最高の仲間に出会えることもあるでしょうし、
最高のパートナーに巡り会えることもあるでしょうし、
最高の景色に立ち会うこともあるでしょう。

一方で、

涙する夜もあるし、
挫折もあるし、
傷を背負うし、
言われのないバッシングを浴びることもあるでしょう。
挑戦には、そういったネガティブな結果は必ずついてまわります。

 

でも、大丈夫。

そういったネガティブな結果は、

まもなく過去になり、そして僕らは過去を変えることができる。

 

失敗した瞬間に辞めてしまうから失敗が存在するわけで、


失敗を受け入れて、
過去をアップデートし、
試行錯誤を繰り返して、
成功に辿りついた時、
あの日の失敗が必要であったことを僕らは知ります。


つまり、理論上、この世界に失敗なんて存在しないわけです。

このことを受けて、僕から皆さんに贈りたい言葉は一つだけです。

 


挑戦してください。

 

 


 

このスピーチを聴いて震えるくらい感動しました。

今まで変えることはできないという価値観を持っていた「過去」を変えることができると思えたからです。

 

西野さんが話されていた「過去を変える」というのは過去が

輝くような生き方をすることができれば

過去の出来事の意味を変えることができるという意味でした。

 

過去の事実は変えることができないけど、

捉え方次第で過去を変えることができると理解でき、自分の中で言葉の深い意味を整理できました。

 

過去と他人は変えられない。と考えてきたけど、視点によっては過去は変えられるということ。

すべての過去はこのためにあったんだ!と思えるような生き方を今からすればいいんだ。と。

 

いかにして過去を変えていけるのか?

 

“過去の事実や出来事がどんな意味を持つ出来事だったのかは

捉え方次第で変えていけることはわかったけど、

変えたい過去をどうやったら前向きに変えていけば良いのですか?”

 

と感じた方がいるかもしれません。

 

どうやって過去を変えるのかについて考えて行きたいと思います。

 

過去を変えいくきっかけは「問い」から生まれると僕は考えています。

 

マイナスな過去の出来事をプラスに捉え方をチェンジするきっかけになる

問いかけを厳選して記載してみました。

 

あなたの中に変えたい過去が

もし思いつくことがあれば真剣に考えて紙に書き出してみてください。

 

過去の出来事の捉え方を変えるための質問集

①あなたの人生のマイナスな過去の出来事は何ですか?

②その過去の出来事によって何を学べますか?

③その過去があったからこそ今があると言えるとするならばなぜですか?

④これからどんな未来を実現することができたら、その過去の出来事に感謝できると思いますか?

⑤その過去に苦しみながら前に進もうとしている自分に今の自分がエールを送るとしたらどんな言葉をかけますか?

 

問いに対する答えをきっかけに1つでも前向きに捉えることにつながれば嬉しいです。

 

過去苦しんでいる最中はその出来事の価値に気がつくのが難しい

耐えがたい困難とか失敗をしているまさにその時は

なかなかその出来事の価値に気がつきにくいと思います。

 

僕の場合は例えば高校野球でレギュラーになれなかったという過去があります。

 

せっかくなら試合で活躍がしたかったし、

親に試合でプレーする姿を見せたかった。

 

でも野球がそこまでうまくなくて

最後の夏の大会まで公式戦でレギュラーになることはできませんでした。

 

高校3年の引退後に監督に言われた言葉があります。

 

あつきはこれからの人生でレギュラーを獲れ

 

この言葉が深く心に残っていて、大学受験や留学、

就職と自分の目標をクリアしていける原動力になりました。

 

何を持ってレギュラー獲れたかなんて判断できませんが、

自分らしく信念を曲げずに生きることを大切に過ごしています。

 

思い返せばレギュラーになれなかったことで

悔しい気持ちをこれからの人生の原動力にしていこうと思えているのは確信があります。

 

もう1つ、僕にはメンタルコーチとして甲子園出場をサポートするという夢があります。

 

この夢のきっかけも高校時代に甲子園にいけなかったことが起因しています。

 

当時は本気で甲子園を目指すという気持ちにも正直なれていませんでした。

心のどこかで甲子園は諦めていたような気がします。

 

そんな過去があるからこそ、一度諦めた夢を大人になってから叶えたいと思えます。

 

当時はその出来事がこの後どんな意味を持つのかなんか気がつくのは難しいでしょう。

後から振り返ったり、思い返すきっかけに出会う時に過去が輝き始めます。

 

苦しい過去を持っていることは同じ境遇の人に勇気を与える

 

苦しい過去を前向きに捉えることができる人の最強の強みは、

同じ境遇の人に心から共感して寄り添い、勇気を与えられることです。

 

僕はチームリーダーとしてうまくチームメンバーをまとめらない時期を

経験したことがあるのでリーダーの孤独や苦悩や葛藤に心から共感することができます。

 

もし僕にリーダーとして困難に苦しみ抜くという過去がなければ、

リーダーの気持ちに共感はできないと思います。

 

うつ病を経験した人は、うつ病を抱えて苦しんでいる人に

「自分も同じだった。でもこうやって乗り越えて今はその過去に感謝しているよ」と

共感しながら応援してあげることができます。

 

やりたいことがわからないという人に同じ経験を持つ人は、

「自分も同じだった、気持ちはすごくわかるよ。

でもまず一歩踏み出して行動してみたらやりたいことに近づけるはずだよ。がんばってね」

とエールを送ることができます。

 

苦しい過去は強みに変えていけます。

前向きに捉えて「あの過去に今は感謝している」

というマインドで生きることができている人は多くの人に勇気を与えることができます。

 

まとめ

 

今日は過去の自分にメッセージを送るつもりで書いてみました。

 

過去にトラウマやマイナスな影響を抱えている人にとって、

少しでも前向きになるきっかけになったり、

これからの行動の背中を一押しができたら嬉しく思います。

 

最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。

 

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著者情報

株式会社輝っかけ 代表取締役 増田 篤紀

高校野球に特化したメンタルトレーニング専門会社。高校野球が好きという理由で甲子園に住んでいる。独立後、1年目から全国6チームのメンタル面・心の強化を支援。理念は「輝く人が溢れる世界をつくる」。