こんにちは!
株式会社 輝っかけ のあつきです。
今日はプレゼンについて話をしてみようと思います。
※YouTubeでも見れます
僕はいま研修講師としての仕事をさせていただいたおります。
講演なんかもやらせていただくことがあり、プレゼンについてはお金と時間をかけて学んできました。
独立する以前も会社で管理職を任せていただいていた際にプレゼンの機会、本当に多かったです。
社内MVPもプレゼン大会で決めていました。業績発表もスライドを使ってプレゼンをして行っていたりと必然的にプレゼンというスキルを発揮する場面がありました。
うまくいかない経験を何度も何度もして、学んできたことを今日はまとめてみようかなと思います。
プレゼンの中でも今日は30分のプレゼンという時間を意識したコツに絞っています。
10分のプレゼンもあれば2時間のプレゼンもあったり、時間によっても構成のコツや飽きさせない工夫などが必要になります。比較的実践で活用機会が多いのではないかという予測で30分のプレゼンをイメージしました。
目次
30分のプレゼンをつくるときのコツは問いかけをすること
30分のプレゼンをつくるときのコツは自分に対しての問いかけをすることです。
なぜなら問いかけをすることで客観性を持たせることができるからです。
プレゼンとなるとどうしても、「自分の話したいこと」で構成してしまいがちになります。
人は話を聴いて欲しい生き物です。笑。その特性を自覚しながら、問いかけをします。
第三者目線に立てるような問いかけや本来大切にするべきものを思い起こさせる問いかけがプレゼンづくりのファーストステップです。
30分のプレゼン作るときにするべき問いかけ5選
早速プレゼンを作るときに自分に問いかけるべき問い5選をお伝えします。
①伝えたいことを一言で表現するなら何?【ワンメッセージ】
②誰のどんな行動を生み出したいの?
③終わったあとはどんな言葉で称賛されたいの?
④そのプレゼンはあなたしか語れないプレゼンなの?
⑤その内容は本当にあなたが伝えたいことなの?
この5つの問いかけが効的な理由
伝えたいことを一言で表現するなら何?【ワンメッセージ】
要するに何が伝えたいのか?を言語化しておくのが重要です。
プレゼンテーションを添削させていただいたり、フィードバックをすることもあるのですがこのメッセージが定まっていなかったり、複数存在しているケースがよくあります。
一言でいうと!がポイント。このワンメッセージを土台にすべての構成がはじまると言えます。
伝えたいメッセージがタイトルになります。
伝えたいメッセージが決まればその主張を支えるエピソードや出来事や経験を考えていくことができます。
あれも話したいしこれも話したいし、あの話もしたいしこの話をしたい状態だと思った方はぜひワンメッセージをつくることからはじめてみてください。
誰のどんな行動を生み出したいの?
聴衆は誰で、聴いてもらったあとどんな行動に移してもらえたら最高の結果だと言えるのか?
結果を先に決めるイメージすると話すべきことの解像度が上がっていきます。
結果を決めるのは誰でしょうか?
自分、ではないですよね。聴いてくれる人が結果を決めます。
営業、というシーンだったら受注が行動して欲しい結果になるのでその結果につなげるために?を思考のベースにしてプレゼンを作り込んでいけます。
感動、が最高の結果ならどんな内容に興味や関心を示してくれてどんなことに共感していただけるかが大切な視点になります。
「誰」も可能な限り明確にしておかなければ伝わるプレゼンはつくることができません。
「たくさんの人」という定義では質のいい問いかけにはなりません。
例えば、「誰」を「甲子園を目指して一生懸命練習はしているけど、目の前の練習試合の結果から心の底から甲子園にいけるとは思い込めていない高校球児」と定義するとプレゼンで伝えたい内容が飛躍的に明確になってきます。
ですので、聴衆ができる限りイメージして、誰に自分の話を届けたいのか?何歳くらいでどんな経験をされている人でこれからどんな人生を生きていきたいと思っている人なのか?を考えてみてください。
価値の高いアクションプランですのでぜひ。
終わった後どんな言葉で称賛されたいの?
こちらも1つ前の項目と類似している、結果を先に決める、という問いかけです。
終わったあとにどんなコメントをフィードバックされたら伝えたいことが伝わった!と自分で思えるのか?
プレゼンを経験している方でしたら、そのプレゼン後に感想をいただいて嬉しかった経験があると思います。
自分がもらって嬉しい感想を先に書き出すのです。
常にゴールを意識してつくっていく。
どんな具体例やどんな言葉が聴衆の称賛を引き出せるのかをイメージできたら、詰まっていたプレゼンづくりがスムーズに加速するきっかけになります。
そのプレゼンはあなたしか語れないプレゼンなの?
この問いかけも非常に大切です。
いまや書籍、ブログ、音声メディア、動画などで無数の情報にアクセスできる時代になりました。
調べれば出てくる情報よりもその人らしさが詰まった話の方が共感度が高く心に残ります。
私だから伝えられることが必ずあるはずです。
スピーカーの人生背景や物語があるからこと話に血が通います。
伝えたいメッセージのWHY?の部分。つまり、なぜあなたはそのメッセージを届けたいのか?の部分にあなたの生き様を原稿に込めてみてください。
自分だからこそこの話を伝えたいと言えるプレゼンは言葉に想いが綺麗に乗ります。
その内容は本当にあなたが伝えたいことなの?
最後に紹介させていただく問いかけは本質を見つめ直すような問いかけです。
本当にその内容はあなたが伝えたいことなのか?
この問いかけはぜひ作り込んでいる過程で問いかけてみて欲しい問いかけです。
目的を見失うことが僕たちはよくありますよね。
道から逸れたときにもとの道に戻してくれるのも問いかけです。
一回原稿つくったら、「この内容は本当に自分が伝えたいことなのだろうか?」と自問するだけでもブラッシュアップの機会になります。
伝えたい想いそして受け取る人の想い絶妙なバランス感覚を持とう
客観性ばかり気にしていたら伝えたい主張が弱くなるのではないか?という視点もあるかもしれません。
ここのバランス感覚はたしかに非常に重要です。
自分が伝えたい内容と聴衆が聴いて役に立ったと思える内容視点を何度もスイッチさせながら作るのが共感を高めるプレゼンの作り方だと思っています。
夢中になって作り込んでは、一旦立ち止まって見つめ直してみて、そんなプロセスも楽しみながら実践してみてください。
まとめ
ということでいかがでしたでしょうか?
今日は【わかりやすく解説】30分間のプレゼンの作り方のコツ【作成するとき問いかけること5選】というテーマで書かせていただきました。
プレゼンの作り方のコツは問いかけをすることです。
どんな問いかけが良いのかというと?5つの問いを紹介しました。
①伝えたいことを一言で表現するなら何?【ワンメッセージ】
②誰のどんな行動を生み出したいの?
③終わったあとはどんな言葉で称賛されたいの?
④そのプレゼンはあなたしか語れないプレゼンなの?
⑤その内容は本当にあなたが伝えたいことなの?
プレゼンをつくる機会がある方にとって少しでもヒントになれば嬉しいです!
最後まで読んでくださりありがとうございました!