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作成日:2021.09.09 更新日:2021.09.09

【メンタル】 挨拶をする意味を知っていますか?【強いチームの共通点『挨拶』】

こんにちは!

高校野球メンタルコーチのあつきです。

今日は挨拶をテーマに書きます。

 

野球をやっていて挨拶が大切だとよく言われますよね。

 

きっと長く野球をやっていたら経験あると思いますし、野球以外のスポーツにも共通することです。

 

「挨拶もできないやつがうまくなるわけがない!」とか「なんだ!いまの挨拶は!」とか指導を受けたことがある人もいるかもしれませんね。

 

色んなチームを分析したり、関わらせていただいたり、練習や試合を見て辿り着いた結論は強いチームは挨拶が超一流という結論でした。

 

ただ、この元気よく挨拶してればよいという安易な理解をして欲しくはないのです。

 

 

なぜ?挨拶が大切ななのか?

挨拶する意味ってなんですか?

 

これに答えられますか?

 

 

理由も知らずに元気な挨拶をしろ!と言われても納得感が少ないはずです。

 

この記事は挨拶の意味を理解できることがゴールです。

 

これを読めば、なぜ挨拶が大切だと指導者から指摘されるのかが理解できるはず。

最後までぜひ読んでみてください。

 

挨拶が大切な理由

挨拶の語源

元リッツカールトンの日本支社長として働かれていた高野さんという方の本に挨拶の語源について書かれていました。

「挨拶」という語源を紐解くと、

「一挨一拶」という言葉に由来するそうです。

 

「挨」には押し開く、お互いに心を開くという意味がある。

「拶」には迫る、すり寄るという意味がある。

 

つまり、出会う人にお互いが心を開いて相手に寄り添うということが挨拶だとされています。

 

挨拶の意味とは?

つまり、挨拶の意味とは「わたくしはあなたに心を開きます」という意思表示、です。

 

コミュニケーションをとる上での土台になるのがお互いが心を開いて気持ちを言葉にして通わせることです。

 

またコミュニケーションを取るには必ず相手が必要です。相手の存在を承認するのも挨拶を通して行うことができます。

 

あいさつには「あなたは私の大切なひとです」と伝える最良の手段でもあります。

 

お互いがお互いのおかげで生きていることを自覚し合う貴重な機会が挨拶、です。

 

ここまでをまとめると

挨拶とは

◎私はあなたに心を開きますという意思表示である。

◎あなたは私の大切な人ですという承認のメッセージである

 

挨拶で表現できる気持ちは『感謝』です。

 

心を開けるあなたに感謝。

 

あなたのおかげで今日を生きることができるという感謝。

 

感謝の気持ちを込めて挨拶を実践してみてください。

 

挨拶は自分からする

挨拶は自分からしましょう。

とくに僕がかっこいい人の条件だと思うのは立場が上だったり年齢が上の人から立場が下の人に挨拶をすることです。

(上とか下とかの表現もあまり好きではありませんがここではわかりやすくお伝えするために上下で表現します)

 

先輩から後輩に「○○!おはよう!今日もがんばろうな!」って声かけれたらかっこよくないですか?

器の大きさを感じますよね。後輩も自分らしさを発揮しやすい環境になると思います。

 

小さなことですがこういう上下関係を自然にフラットにできるチームは素晴らしいチームになります。今年も多くの下級生が甲子園で活躍しましたが上級生が下級生が力を発揮しやすい空気づくりができたいたからでしょう。

 

挨拶はどんな立場や状況でも気がついたら自分からするものという意識でやってみましょう。

 

挨拶は感謝を伝える手段。先に感謝を伝えることで自分の心が晴れ晴れする気づきがあるはずです。

 

誰もが挨拶の返事を期待する

挨拶をする上での注意点は相手からの返事を期待することです。

 

なぜか?

 

挨拶は相手に対して心を開き感謝を伝えるためのものだからです。

 

自分が相手に気持ちを伝えるのが目的なので返事を期待するのは変だなって感じるはずです。

 

IメッセージとYOUメッセージという言葉があります。

Iメッセージは「私は〜です」という主語が私で使われる言葉です。私は嬉しかった、とか私は悲しかったとかですね。

反対にYOUメッセージは「あなたは〜だ」という、あなたが主語になる伝え方です。「あなたは嬉しい」「あなたは悲しい」。

 

挨拶はIメッセージです。

 

私は今日もあなたに感謝してます!

 

そんなメッセージだと思ってください。

 

感謝を挨拶という形で伝えた時点で、どう受け取るかは相手次第ということです。

 

返事が返されなくたってイライラする必要はありません。イライラは期待が裏切られたときに発生します。感謝を伝えることができただけではなまるです。

 

プラス動作とプラスの表情で挨拶をしよう

最後に挨拶の価値を高める方法をお伝えします。

 

それは、

 

最高の笑顔で最高の姿勢で、挨拶をする。

です。

 

笑顔というプラスの表情がプラスの脳内ホルモン分泌のトリガーになります。

いい姿勢も脳とつながっていて前向きな心をつくることができるのです。

 

笑顔で過ごすこと。良い姿勢で過ごすこと。

これは立派なメンタルトレーニングです。

 

さわやかな笑顔で過ごす訓練を挨拶を通して習慣づけてみてください。

挨拶するときにしっかり立ち止まり、背筋を伸ばし、胸を張って堂々と。そんな姿勢で挨拶を日々繰り返してみてください。

 

挨拶もメンタルトレーニングだ!そんな意識が持ち実践していきましょう。強い心は積み重ねの先にあります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

挨拶について書かせていただきました。

なぜ挨拶をするのか?

このだけでもしっかり抑えましょう。

最後まで読んでくださりありがとうございます!

 

株式会社 輝っかけについて

高校野球に特化したメンタルトレーニングプログラムの提供しています。

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著者情報

株式会社輝っかけ 代表取締役 増田 篤紀

高校野球に特化したメンタルトレーニング専門会社。高校野球が好きという理由で甲子園に住んでいる。独立後、1年目から全国6チームのメンタル面・心の強化を支援。理念は「輝く人が溢れる世界をつくる」。